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障害者手帳はもっとよく考えてからとのこと

(前回の記事)
自分の発達障害について再び考える


前回の記事で書きましたが、先日の定期通院の際に、

主治医に

「私は障害者手帳を取得する見込みがありますか?」

と尋ねてみました。



すると、先生は、取得の見込みについては明言を避けて、


「たしかに、職場での失敗のエピソードを聞く限りでは、
 アスペルガー症候群の人と似た傾向があります。」


「ただ、職場での失敗からいきなり障害者手帳の話が
 出てくるのは思考がぶっ飛びすぎですよ。」


「その思考のぶっ飛びが発達障害的なのかもしれない
 けれど。」


「障害者枠で働くということは、ぶっちゃけて言えば
 今よりレベルを下げて働くということですよね。」


「当然、将来の収入にも関わってくることです。」


「ご家族とは相談したんでしょうか。」


「たしかに、職場の失敗で自信をなくしているのは
 わかります。」


「でも、いま手帳の申請について決める必要はない
 でしょう。」


「できないこと、苦手なことを隠そう、隠そうと
 するからかえって追い詰められるのです。」


「周囲に、『こういうことは苦手なんだ』とか、打ち
 明けておいた方が、あなたにとっても周囲にとって
 も負担がかからないと思います。」


「それでもダメだったら配置転換を求めるなど、
 手帳を申請する前にできることをしましょう。」


というような話だったかと思います。
いつも診察は3~5分で終わるのですが、20分以上
話をしてくれました。


先生の話を聞いたら、概ねそのとおりだと思ったわけ
ですが、思考がぶっ飛びすぎというのはちょっと納得が
いきませんでした。


先生は、

「ちょっと不器用なフツーの人として職場でのポジション
 づくりをしてみなさい。」

ということを私に伝えたかったのでしょうけれど、


私は、近い将来

ただの仕事のできない人は、組織においてどんどん淘汰
されると思っています。


「ちょっと不器用なフツーの人」にポジションが与えられる
かどうか、疑問です。


だから、せっかく私は自分の仕事のできなさに気づいた
わけですから、

早いうちに「組織が私を雇い続ける合理的な理由」を
いくつか作っておかないとマズいのではないか、そういう
問題意識があったのです。


その合理的な理由のひとつとして考えたのが、

「障害者雇用枠を埋めてくれるから」

でした。


組織にとって、新たに障害者を雇い入れるのはかなり慎重を
要すると思います。

障害者といっても一様ではないし、職場環境の整備にも時間が
かかります。

かといって、法律で定められた数の障害者を雇わないと、
その分お金を納めなければならない。


その点、私は現に今の組織で働いてきたという点で、組織と
しても相対的に扱いやすいと思うのです。


いまなら、組織にとっても“障害者としての私”を雇うことに
一定のメリットがあるはず。


クビになってから障害者手帳を取っても遅いのですよ。
それでは、再度仕事に就くことを難しくするだけです。


それに、先生は

「将来の収入にも関わる」

とおっしゃいましたが、私はその点はぜんぜん気にして
いません。


不器用で、人間関係に長けておらず、独身の私が、
古い体質の組織で出世するとは思えないし、期待もして
いないからです。


そう考えると、障害者手帳の申請も悪くないと思ったから
相談したのですが、思考がぶっ飛んでいると言われちゃいました。



まあ、たしかに根本的に私の発想が悲観的すぎることが原因なの
でしょうけれど、これは仕方ありません。


周囲に適応できるよう神経を使いながら生活してきたつもり
にもかかわらず、失敗ばかり重ねてきた私にとって、


「今のままを続けていれば自然とうまくいく。」

「放っておいてもなんとかなる。」

「大丈夫、やり過ごせる。」


この類の言葉ほど信用ならない言葉はないのです。


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「人生デザインU-29」と「ダーウィンが来た」の感想

前回の記事で紹介した

NHK Eテレの「人生デザインU-29」は、無事録画できました。

前原 航平(古本屋) | 人生デザインU-29 | NHK


(※ちなみに、後日、下記のサイトで視聴可能になるとのことです。)
2014年度 第19回 前原 航平~古本屋|人生デザインU-29|NHK for School



出演した前原さん、お客さん相手の仕事ですから愛想のよさのような
ものを感じました。

私としては、

「下積みの5年の間にどんなことを考えていたのか。」

「店番以外の仕事をしたい、と切実に思ったきっかけは何か。」

「店番以外の仕事をさせてもらえるまでに店主とどのような
 やりとりがあったか。」

そのようなことも知りたいなと思いました。


彼は、働くことそのものに対しては否定的な印象を持っていない
様子です。

ただ皆で一斉に同じことをするのが怖くて嫌いだったと。


私は、内向的な性格だったり、「おひとり様」が向いてたりする
人にとって、自営業や自由業はひとつの選択肢であると考えて
います。


この辺の話は、「個人のための無料職業&人生相談業」を40年
近く続けてこられた本多信一さんの著書が詳しいでしょう。

Amazon_co_jp: 自宅で始める自営業ガイド 本多 信一 本

Amazon_co_jp: 食べていくための自由業・自営業ガイド (岩波アクティブ新書) 本多 信一 本

Amazon_co_jp: これからの職業―あなたを活かす 本多 信一 本

など多数あります。



さて、話は変わって、先週の日曜日に見たNHKの
「ダーウィンが来た」の話をしたいと思います。


383回「どっちが得?ヤマメVSサクラマス」│ダーウィンが来た!生きもの新伝説


再放送は、今のところ

10月25日(土)午後5時30分~6時00分

の予定だそうです。


これを見逃すと、NHKオンデマンドという有料配信サイトで
見るしかなくなってしまうようです。

NHKオンデマンド ダーウィンが来た!生きもの新伝説 どっちが得?ヤマメVSサクラマス


私は、

「動物たちの営みは美しい、それに比べて私たち人間は・・・」

などと考えたり、

動物たちを人間に置き換えて、いわば擬人化してあれこれ
考えるのが嫌いです。

動物たちには、人間が知りえない彼らなりのリクツがあると
思うからです。


でも、

「私も日本を出たいと思った時期があった」とつい最近書いた
ばかりだからでしょうか、


それとも、貧しさから逃れるために北アフリカや中東諸国から
ヨーロッパへ小さな船で密航を試みる人々が、密航に失敗して
この1年間で3,000人以上が亡くなったというニュースを
知ったからでしょうか、


私は、この回を見て雷に打たれたような気分になりました。


どうしても、ヤマメとサクラマスの営みを、私たちの生き方に
置き換えて考えてしまう自分がいました。

そんな自分に戸惑い、感想を整理できないでいます。


とりあえず、再放送は録画して保存版にしようと思っています。

(※念のためお断りしておきますが、私はNHKの回し者では
  ありませんよ。)


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「大学は出たけれど」と「人生デザインU-29」の話

「大学は出たけれど」は小津安二郎が1929年に制作した無声映画
です。

その1




その2




もとは70分くらいの映画だったそうなのですが、現存しているのは
12分程度に再編集されたフィルムのみのようです。


昭和初期の日本は、世界恐慌の影響を受け未曾有の不景気・就職難
でありました。

大学卒業者の就職率が4割程度だったとのこと。
しかも、当時の大卒者は全人口の2%くらいだったそうで、一握りの
エリートのはずなのに仕事がない状態だったようです。


そんな中、大学を卒業したものの思うように仕事が見つからない
主人公が就職するまでを描いた物語です。


12分の短い作品でしたが、3点ほど強く思うところがありました。

1つめ。「何でもいいから仕事に就く」のは難しくないんでしょう、
今も昔も。でも、何でもいいから仕事に就くためのアクションを起こす、
これは今も昔も簡単なことではなかったんだと少し安心しました。
ハローワークに行くのが怖かった私にとっては救いであります。


2つめ。生活のために必要に迫られて仕事に就くのであって、皆が
内発的な動機のもとにせっせと仕事に励んでいたわけではないのだ
ということです。「昔の日本人は特別に勤勉だった」と言う人がい
ますが、小津監督はそういう風に描写していません。

「毎日が○○○」、初出はここだったのかと笑ってしまいましたが、
今も昔も、宙ぶらりんな人間はいたということなのでしょう。


3つめは、これは残念な点なのですが、新規学卒者の就職活動が、
あたかも通過儀礼のように描かれているのが印象に残りました。

会社の重役の、
「ずいぶん苦労したようだね・・・解ればよろしい。」
という台詞を見て、私は何だかいやな感じを覚えたのです。


私は、就職活動を通過儀礼だと考えるのが嫌いでした。
いや、正直に言うと、逆に通過儀礼だと強く意識しすぎていたので
怖かったのです。

日本において、サラリーマンの歴史なんて100年くらいしかなく、
昭和初期であれば、サラリーマンは少数派だったと思います。

サラリーマンになることが、その歴史の初期から通過儀礼的な意味を
持ち、それが今日まで続いているのではないか、そう思うと、私の
ような気弱な人間は絶望してしまいます。


現代の就職活動になじめない学生の中には、就職活動の通過儀礼
みたいな感じが嫌だったり、怖かったりするものもいるんじゃない
ですかね。

主人公が通過儀礼で苦しんでいるのに対して、
妻は、「働いた方が仕合せだと思って・・・」と、あっさり
カフェで働き口を見つけたのも皮肉に満ちていると思いましたね。


昭和の初期にあっては、サラリーマンはエリートだったのでしょう。
そうであれば、エリートの選抜のために新規学卒者向けに通過儀礼
を用意することに一定の意味を見出すこともできます。

しかし、今となっては、サラリーマンはエリートでもなんでもない
のですから、通過儀礼なんて時間と金のムダだと思います。
私なんて、学生時代、就職活動に係る移動費や滞在費等で40万円
以上を無駄にしましたよ。


採用する側も、わざわざ通過儀礼のような小難しい採用プロセスを
経なくても、「明日から来てくれ」でいいんじゃないのかと思う
わけです。



・・・


ん?でも、ちょっと待てよ。
やっぱりサラリーマンってエリートなのかもしれません。

日本においてエリートでないことは明白ですが、開発途上国も含め
た全世界で考えると、やっぱりエリートなんでしょうね。

だとすれば、通過儀礼を設けることにも意味があるということに
なります。



それにしても、通過儀礼を経てエリートにならないと日本では
生きづらくなってしまう、このことは私のような気弱なマイノリティ
にとっては悩ましいですね。


島国であるため、外国に出稼ぎに行くのが簡単ではないこと、
そもそも、円の価値が高すぎて外国で働いても稼ぎにならない
こと、さらには母国語が日本語というマイナー言語であること
が、問題をより一層悩ましくしているように思います。



さて、この悩ましい問題に立ち向かっている(と思われる)若者が
いるようです。


NHK Eテレで、10月20日(月)23:25から再放送される
「人生デザインU-29」に出演する前原航平さん(28)。

前原 航平(古本屋) | 人生デザインU-29 | NHK

古本屋で働いているとのこと。

「皆で一斉に同じことをするのが怖くて大嫌い」


こう言っては失礼かもしれませんが、経歴から何となく私と似た
雰囲気を感じました。


新卒の就職活動を経ずに古書店の社員となり、いまは新たな
ビジネスを企画しているといいます。


本当は番組の感想を書きたかったんですけど、録画に失敗したので
再放送に期待しています。

(ちなみに、後日、下記のサイトで視聴可能になるとのことです。)
2014年度 第19回 前原 航平~古本屋(近日公開予定)|人生デザインU-29|NHK for School


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私も日本を出たいと本気で思った時期があった

「イスラム国」の戦闘員として就職しようとしていた大学生(26)が、
私戦予備及び陰謀の罪(刑法第93条)の疑いで事情聴取を受けている
件についてコメントをしたいと思います。


実は、私も20代の中ごろ、日本を出たいと本気で思った時期があり
ました。

かの大学生と同じように就職活動に失敗し、いわゆる「ひきこもり
ニート」をしていました。


大学生の「日本社会のフィクションに嫌気が差した」という言葉の
真意は私にはわかりませんが、


当時の私は、

「どんなにきれいごとを並べても、生まれたときから人生はすでに
決まっている。」、

「このまま日本で冴えない一生を送るくらいなら、外国で冴えない
一生を送った方が面白い経験ができそうだ。」

と考えていました。


有名企業に就職した同級生の話を聞くと、実はその親も有名企業の
社員だったり、公務員になった同級生の話を聞くと、その親も公務員
だったという経験を、就職活動を通じてしたことも影響していたで
しょう。


あるとき、私は、新聞で「保育士養成」の公共職業訓練の案内を
見つけました。

いろいろ調べていくうちに、
「タイの日本人幼稚園・保育園で働くことを目指そう。」

という気になって訓練に応募し、結局2年間の訓練を修了しました。

とはいえ、タイ語など全くわからず、タイに旅行へ行ったことすら
ありませんでした。


なので、先の大学生がイスラム教に関心はなく、アラビア語も勉強し
始めたばかりと聞き、自分と同じような若者がいたことに少し安心し
ました。


もっとも、先の大学生と私には、日本を出る動機において大きな違い
があります。

先の大学生は、「人を殺してみたかった」と語っていることから、
日本では満たせない自分の欲求を満足させたい思いや、シリアで
戦闘員として一旗上げたい思いがあったのではないかと思われます。


しかし、当時の私にはそのような思い、つまり日本から出て自分の
欲を満たしたり、社会的に活躍したいという思いはありませんでした。


私は、海外の日本人幼稚園・保育園で働くことを通じて、海外赴任を
しているエリートビジネスマンなどの家庭で過ごす子どもを観察した
かったのです。

きっと、聡明な両親を持ち、経済的に恵まれた家庭環境で育った子ども
ばかりと思いますから、さぞかし賢いことでしょう。


そうしたエリートビジネスマン達の子ども達と実際に接しながら、
日本の片隅の田舎で鼻汁を垂らすだけの、乏しい経験しかできなかった
私自身の子ども時代を比べることによって、


「生まれたときから人生には大きな差がついている」

「機会の平等はフィクションにすぎない」

という人生の不条理を骨の髄まで感じ取りたい、また、自分が立てた
「人生の不条理に関する仮説」を実体験をもって証明したい、
それが私の志望動機でした。


もっとも、たまたま日本国内で仕事を見つけることができたため、私が
海外へ出ることはありませんでしたが・・・


先の大学生のニュースと、それから「女子が教育を受ける機会の保障」
を訴えたマララさんがノーベル平和賞を受賞したニュースを聞き、
ふと昔のことを思い出したのでした。


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人間嫌い3級

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日本の片隅でひっそりと暮らす人間嫌いです。
アラサー。

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