FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

佐世保市の同級生殺害事件について思うこと


長崎県佐世保市の女子高生が同級生を殺害し、遺体をバラバラ
にした事件についてです。(2014年7月26日)


報道を見ると、

「猫を解剖してみて、ヒトも解剖してみたいと思った」

「中学生の頃から人を殺したいと思っていた」

という容疑者の発言が強調されたり、


2000年以降、長崎県で少年少女による殺人事件が複数起きた
ことから『命の教育』うんぬんが話題されたりしている印象を
受けますが、私はこの事態にかなり疑問を持っています。


「人を殺したい」

そう『思う』ことは大きな問題ではありません。

憲法第19条に「思想及び良心の自由は、これを侵しては
ならない」と規定されており、

よって、「人を殺したい」という容疑者の考えは、

「海賊王になりたい」だとか「幼女にいたずらしたい」という
ような考えと同様、

そう『思う』こと自体を公的機関が制限することはできません。


ですから、「人を殺したい」と思ったことは特に問題では
なく、思いを『行動に移して』しまったことが問題なのです。


どんなにイカレたことや不道徳なことを考えようとも、それは
私たちの自由であること、これを忘れてはなりません。


しかし、反社会的な行為をなすことに関心を持つ少年少女には
何らかの対応が必要なことは言うまでもないでしょう。


私が仮に少年少女から「人を解剖したい」と相談されたとした
ら、それが悪ふざけや、かまって欲しいために言っているの
ではないことを確認した上で、次のように答えます。


「人の身体を解剖することは法律で禁じられています。生きて
 いる人を解剖することは傷害罪(刑法第204条)にあたる
 可能性があり、また、死んでいる人を解剖することは死体
 損壊の罪(同第190条)にあたる可能性があります。」


「しかし、これらの行為が業務上の正当行為として罰せられ
 ない場合があります。(同第35条)」


「具体的には、医師の行う医療行為や司法解剖がこれに該当
 すると考えられます。」


「したがって、人体を解剖したいのなら医師を目指すのが
 いいでしょう。」


教育によって、少年少女の考えを変えさせる、とりわけ、
異常な信念を変えさせるのは困難だと思います。

それよりは、反社会的な考えを法に抵触しない形で実現できる
方法を考える方が現実的です。


この場合、医師になれなかったら結局は他人を解剖する結果に
なるのではないかという疑問もありますが、私は、時間を稼ぐ
ことができるだけでもかなりの意義があると思います。


もっとも、正当行為として認められる余地のない行為というの
もたくさんあるので、個別に対応を検討する必要があります。


基本的には、

「反社会的な考えを無理に変えるのではなく、反社会的な考え
 を抱えたまま生きていく方策を少年少女と一緒に探す」

態度を取ることになるのかと思います。



とは言うものの、なんだかんだ言っていちばん難しいのは、

「自分は反社会的な行為をしたいと考えている」と少年少女
自身からカミングアウトしてもらうことです。

この事件の容疑者のように、「人を殺してみたい」旨を継母に
話すなんてのは稀なことでしょう。


せめて私的空間においては、変わった考えを持つ少年少女が
その考えを口にしても、頭ごなしに否定されず、いったんは
その考えを受け止めてもらえる、

そうした風潮が一般的になれば、少年少女は語りやすくなる
のかと思います。


記事が参考になりましたら応援クリックをお願いします。
にほんブログ村 メンタルヘルスブログへにほんブログ村 メンタルヘルスブログ 人間不信・人間嫌いへ にほんブログ村 恋愛ブログ 無性愛・アセクシャルへ
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

人間嫌い3級

Author:人間嫌い3級
日本の片隅でひっそりと暮らす人間嫌いです。
アラサー。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 人間不信・人間嫌いへ

にほんブログ村 恋愛ブログ 無性愛・アセクシャルへ

最新記事
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。