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後藤さん、湯川さん殺害事件~安保法制は私を守ってくれるか

平和安全法制整備法、国際平和支援法の2つの法案が、
早ければ来週7月15日にも特別委員会にて採決される
との報道があります。


私は、IS(イスラム国)による後藤健二さん、湯川遥菜
さん殺害事件をきっかけに安保法制の運用に不信感を抱い
てしまっており、結局、冷静な頭で法案が違憲か合憲か
考えることができていません。


2015年1月20日に、ISは、後藤さんと湯川さんを
人質としており、72時間以内に2億ドルの身代金を支払
わなければ2人を殺害する旨の声明を発表しました。


結果的に、湯川さんは1月24日に、後藤さんは1月31日
に殺害されました。


私は、

「後藤さんや湯川さんを助けに行こう。」

という声があまり大きくならなかったことや、

「現行制度の下で、自衛隊は何ができるか。」

について報道がなされなかったことに対し、
とても疑問を持ちました。


特に、

「現行制度の下で、自衛隊は何ができるか。」

について、誰も話題にしないのは不思議でした。



私は、


「シリアやイラクの了承を得た上で、日本政府が現地で
2人を救出するための活動をすることは、国際法上、
当然に認められている『個別的自衛権』の行使である
から、直ちに自衛隊を現地に向かわせるべきである。」


「2011年の自衛隊法の改正によって、外国にいる
日本人を救出するため、陸路で輸送することが可能と
なった。ゆえに、2人の人質が解放されたら安全に
日本に帰すことができるよう、車両を運転する自衛官
を派遣するなど、準備を整えるべきだ。」


というような、それなりの正論を主張する政治家や
有識者がいたら政府はどのように説明し、決断するのか
注目していました。



正直、

「現政権は、集団的自衛権の行使容認の閣議決定を
したくらいだから、ためらうことなく個別的自衛権
を行使しちゃうんじゃないか。」


「ああ、とうとう自衛隊の武力を伴う可能性が高い
海外での活動が現実のものになってしまうのか。」


「世界の平和のために活動をしてきた後藤さんが、
自分を助けるために自衛隊にギリギリの活動を
させることになったことを知ったら悲しむのでは
ないか。」


と、私は心配していましたが、そのような話が出る
ことはなく、2人は殺されてしまいました。



あんまり誰も話題にしないものですから、私は
自分が間違っているのだと考え、機会があれば調べ
ようと思って、そのまま今月7月に至りました。


で、法案が採決にかけられそうだというので、
改めて自衛隊法を読んでみました。



(在外邦人等の輸送)
第84条の3  防衛大臣は、外務大臣から外国における災害、騒乱その他の緊急事態に際して生命又は身体の保護を要する邦人の輸送の依頼があつた場合において、当該輸送において予想される危険及びこれを避けるための方策について外務大臣と協議し、当該輸送を安全に実施することができると認めるときは、当該邦人の輸送を行うことができる。(後段 略)

2 略

3 第1項の輸送は、前項に規定する航空機又は船舶のほか、特に必要があると認められるときは、当該輸送に適する車両(当該輸送のために借り受けて使用するものを含む。第94条の5において同じ。)により行うことができる。


(在外邦人等の輸送の際の権限)
第94条の5 第84条の3第1項の規定により外国の領域において同項の輸送の職務に従事する自衛官は、当該輸送に用いる航空機、船舶若しくは車両の所在する場所、輸送対象者(当該自衛官の管理の下に入つた当該輸送の対象である邦人又は同項後段の規定により同乗させる者をいう。以下この条において同じ。)を当該航空機、船舶若しくは車両まで誘導する経路、輸送対象者が当該航空機、船舶若しくは車両に乗り込むために待機している場所又は輸送経路の状況の確認その他の当該車両の所在する場所を離れて行う当該車両による輸送の実施に必要な業務が行われる場所においてその職務を行うに際し、自己若しくは自己と共に当該輸送の職務に従事する隊員又は輸送対象者その他その職務を行うに伴い自己の管理の下に入つた者の生命又は身体の防護のためやむを得ない必要があると認める相当の理由がある場合には、その事態に応じ合理的に必要と判断される限度で武器を使用することができる。ただし、刑法第36条又は第37条に該当する場合のほか、人に危害を与えてはならない。



・・・やっぱり、単純に読めば、自衛隊員の安全を確保
できると認められれば、後藤さんや湯川さんを身の危険を
守るために、2人を車両で輸送することができると読めます。



もちろん、自衛隊が行くべきだったと私は考えていません。

ISは、自衛隊が車で迎えに行ったからといって2人を
解放してくれるような人たちの集まりとは思えませんから、
自衛隊員の命を危険にさらすだけの結果になりかねない
からです。



それでも、政治家も有識者もマスコミも、誰も自衛隊による
救出活動の可能性に言及しなかったのは不思議でなりません。


いや、声を上げた人はいたのかもしれませんが、田舎に住む
私が知ることができる程度の話題にはなりませんでした。


2011年に、自衛隊による海外での邦人の陸上輸送を
認めるよう自衛隊法を改正したときも、相当もめた記憶が
あります。


あんなに苦労してお金もかけて法律を改正したのに、いざと
いうとき、2人の日本人の命が危険にさらされているときに
法律が活用されない、ましてや法律の活用について議論すら
されないのでは、改正をする意味がないでしょう。



今回の平和安全法制整備法も、これだけ大議論をして半ば
強引に成立させるからには、全ての日本人に対して平等に、
必要なときに法律を使ってくれることを望みます。


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日本の片隅でひっそりと暮らす人間嫌いです。
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